・・・でも、持ってない [とらばっ]
無人島に持っていくなら ~言葉綴りTBしてみませんか?
『無人島に持っていく、たった1枚のCD』
オレが持っていくなら・・・
お気に入りの曲やアーティストは、それこそノージャンルで聴くので沢山あるが、
曲では無く、アルバムで、となると、JOURNEYのアルバム、かな。
オレは、どんなにお気に入りのアーティストのアルバムであったとしても、
約10曲前後(洋楽は15曲前後?)の収録曲中、ほぼ全曲気に入る事はまず無い。
大抵何曲かは、切り捨てちゃってもまぁ良いかな、と思ってしまう。
例えば、1枚のMD等に編集する時とかに・・・。
厳選していったら、2、3曲しか残らなかったというアルバムも少なくは無い。
かと言って、そのアーティストが嫌いになる訳じゃないし、そのアルバムをハズレに思う事も無い。
その時はあまり好きになれなかった曲でも、別の機会に(何年か先に)聴くと違うかもしれないし。
だから何年も人目に触れて無いCDでも、捨てられなかったりするのだが・・・。
「CD」って、「人」に例えられなくも無いかな?と、これを書きながらふと思ってみたり・・・。
1枚のアルバムに対して、切り捨てられない曲の占める割合・・・
オレが今まで聴いた中でその割合が今のところ最も高いのが、
JOURNEYの1983年のアルバム「フロンティアーズ」である。
これなら、延々とリピートして聴き続けてたとしても、多分オレはきっと飽きないだろう。
・・・22年も経っちゃったのかぁ・・・あらためて時の流れを実感。
でもね・・・実は持ってないんだよなぁ、CD・・・とっくにCD化されている筈なのに。
・・・かと言って、LPでも持ってはいないんだな、これが・・・。
オレがJOURNEYと出会った、今から20数年前は・・・CDは未だ無く、レコードかカセットテープ。
ウォークマンが出始めの頃で、確か未だVHSテープくらいの大きさじゃなかったっけ?
それでもその当時は画期的だったのだが・・・。
その頃、家庭用ステレオ機器と言えば、
ど~んと置かれた立派なラックに収められたシステムが当たり前だった・・・筈。
一個一個が、デカくて重い物ほど偉かった?確かそんな感じだった様に記憶している。
そして、オレが中学へ入る直前の頃に、我が家にもおいでになられた。
それは・・・
操作ボタンは、ピッでは無く、ガチャッ。チューナーはダイアルを回して針を動かすアナログ式。
ただ、レコードプレーヤーは、
アームを手で持って、それを回転するレコード盤の上にそ~っと・・・では無く、
ボタン一つで、ミス無く(当たり前だが)す~っと勝手にやってくれるタイプで、
しばらくはその動きを見ているだけでも飽きなかった。
そして・・・やっぱり頑丈で立派なラック。上にテレビを乗せてもびくともしない。
(ちなみに、そのラックだけは、未だに我が家のテレビ台として有効利用中・・・)
そんな「ステレオ様」は、テレビと共に家族が集まる居間に、家宝として?奉られていた。
当時、テレビはまだ1台しか無く、夜は必ず誰かがテレビを見ているので、
ステレオを使えるのは、休日の昼間ぐらいしか無理だった。
それ以前に、未だ子供だったオレは、しばらくは触れる事すら許されなかった・・・・
オレの部屋に待望のステレオが来たのはその数年後・・・と言っても、巨大なラジカセだが。
それを手に入れた頃、ようやく、ラジオから流れてくる洋楽に興味を持ち初めていた。
流れて来る音楽全てが新鮮で、それこそ洋邦問わず、ノージャンルで、
気になった曲は片っ端からエアチェックしていた。
エアチェック・・・解説必要かな?
好きなTV番組を個人的な永久保存版として録画しておく、そんな感じか。
そんな中で・・・と、流れからして、ここからいよいよドラマチックな出会いを書くべきなのだが・・・
正直、どういういきさつで出会ったのか、殆ど覚えていないのだ・・・。
多分、アーティスト名だけ覚えていて、たまたまレコード店に寄った時に見付け、
殆ど「ジャケ買い」の様な感じでかったんではないかと・・・。(簡単だなぁ・・・)
ま、いきさつはどうであれ、
未だCDが登場する前にオレが買った唯一の海外アーティストのアルバム、
であり、結果的にお気に入りになった事は紛れも無い事実。
但し、部屋で、一人で聴いてみたかったので・・・買ったのは「ミュージックテープ」
・・・何それ?これも解説が必要か?既にその存在すら知らない人、結構居るんだろうなぁ、きっと。
判りやすく言えば、LPレコードをDVDに例えるとするならば、
そのDVDに対してビデオにあたる存在がミュージックテープ、という感じかな。
チョット違うのは、LPもテープも、両方アナログだって事だが・・・
本当はあのジャケットのイラストが気に入った事もあり、LPが欲しかったのだが、
オレ専用のオーディオ機器が、未だラジカセしかなかった頃、なので、仕方なく・・・。
と、ここまで書いておきながら・・・実は、約1年前に処分してしまったのだ。
つまり、カセットテープですら手元に無い・・・。
実家へ再び引っ越す際、「邪魔だから」と、殆ど使わなくなっていたカセットデッキを処分した。
当然その後は再生できなくなるので、沢山あったカセットテープコレクションも一緒に処分・・・
チョット躊躇したが、無くなる事で記憶からも消えてしまうアーティストやアルバムは、
自分にとってはその程度の存在であって、
それでも何年経っても覚えていたり、ふとした時に思い出して聴きたくなったモノだけ、
その時になってからCDで新たに買い直せば良いじゃん・・・・と、我ながら一大決心して。
ただ、去年某映画のせいでリバイバルヒット。
クイーンもそうだが、オレはブームの真っ只中に乗るのが好きではない。
ジャーニーもクイーンも、ほぼリアルタイムで聴いていた、フェイバリットなアーティストで、
CDは持って無くても、曲は沢山知っている。
だからと言って、リバイバルヒット中に買えば、
ブームに流されている人の一人なんだな、と勝手に思われてしまうかもしれない事が、
かと言って、ブームの余韻がある内に買って、「今更?」と思われてしまうのも・・・・
何となく気に入らないのだ・・・。
なので、未だに買ってないままである。
あぁ、でも無人島と言う文明とは離れたところへ持っていくなら、
やっぱりカセットテープを選択するかもなぁ。テープが伸びていく感じも含めて・・・。
トラバ企画とは少し異なるが、音楽ネタという事で・・・
最近ラジオで聴いて気に入っている曲が1曲ある。
チョット前に書いた、大ヒットTVゲームをベースとした、パロディ系?の曲では無く、
「MY WAY」と言う曲。
・・・かの有名なシナトラの、では無く、
「Def Tech」というユニット(グループ?)のヒップホップ系?の曲。
1度聴いたら、耳に残ってしまった・・・某タイヤメーカーのCMにも使われている様だ。
やっぱり、今でもオレの音楽の源はラジオなんだな。・・・今じゃ仕事中にしか聴いていないが・・・
年代を感じさせて頂きましたー。(といいつつ思い出しているのかも。。。w)
テープやLPって、それ相応の雰囲気があるんですよね。
でも、テープを処分するのはほんとに一大決心ですよね。
おいらはいまだに屋根裏にテープの山を置いています。。。。
いろんなの聴きながら、JOURNEYってちゃんと聴いたことないので
一度、聴いてみよう。トラバありがとうです。
by ブタゴリラ (2005-03-16 08:42)
コメント&nice!、ありがとうございます。
やっぱオレにとっては、青春時代だった80’Sが最高かも。
当時、LPって、とっても大事に扱っていた気がします。
落としちゃダメとか、指紋が付かない様にそ~っと持ったり、
こまめにクリーニングしたりとか・・・
CDやMD・・・時々CDレンタルしてきても(DVDでもそうだけど)、
結構沢山傷とかがあったりして・・・LPで育った世代としては、悲しくなったり。
と書いていたら、レコードプレーヤー、欲しくなってきた・・・いつかそのうち・・・
by oke (2005-03-17 11:57)